あの日のサンセット通り
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ミッドナイトメトロ

新東京狂想曲

 

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そう云えば三省堂でバイトをした事がある。バイト代が周辺の茶店代に消えていたっけ。どこか魅力的だったように思っている。賃金は安かったけどね。
に出演する池松壮亮と忽那汐里が、東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦で始球式を務めた。高校まで野球部だったという池松が構えるキャッチャーミットにめがけて投球した忽那は、「心臓バクバクだったけど、何とか届いてよかった」とひと安心の表情。作品中では恋人同士を演じる2人だが、忽那の印象を聞かれた池松は、「知れば知るほどいっぱい魅力を持っている子。(映画では)ポッキーガールが日本をキュンキュンさせてくれると思う」と話していた。
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杉並区、高円寺。夕方の商店街を抜けたところに、サンセット通りという小さな道があった。

その名前を知ったのは、君と初めて歩いた日のことだ。

古いレコード屋の前で、君は突然立ち止まった。店先のスピーカーから、懐かしいジャズが流れていた。

「この曲、知ってる?」

僕は首を振った。

「じゃあ、いつか好きになるよ」

君はそう言って笑った。夕陽が君の髪に触れ、通りの向こうでは自転車のベルが鳴っていた。

それから何年かが過ぎた。

2011年の秋、僕は久しぶりにその通りを訪れた。レコード屋はなくなり、代わりに小さな花屋ができていた。店先には黄色い花が並んでいる。

ふと、あの日の曲が聞こえた気がした。

振り返ると、通りの向こうから君が歩いてきた。

「まだ、この街にいたのね」

僕は少し驚いて、それから笑った。

「うん。ずっとここにいたよ」

君は花屋の前で立ち止まり、黄色い花を一輪買った。

夕陽は建物の隙間に沈みかけていた。僕らは何も言わず、サンセット通りを歩き始めた。

あの日と同じ風が吹いていた。東京の街は変わっていく。それでも、夕暮れのどこかに、まだ僕らの時間が残っている。


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